車内人身事故(バス)

0

    路線バス等の乗合バスでは「車内人身事故」を運転士は常に意識する必要があります。

    皆様の会社の取り組みによって、車内人身は減少しつつありますが、いまだ頻繁に発生しています。

     

    皆様の会社でも、

    急のつく運転(急発進、急減速、急ハンドル)の防止や

    発進時、停車時のマイク案内 など運転士に周知されていることと思います。

     

    車内人身事故の多くは発進時・停車時の転倒です。

     

    事故には直接的な要因と間接的な要因があります。

     

    まず、直接的な要因(運転士の技術的な要因)として

    運転士が意識していなければならない事は

    ○バス停発車時

     バス停から乗車してきた乗客は、まず自分の身を置く位置を探します。

     空いている席があれば座る、無ければ立つ位置を決める。

     乗客の体制が決まらないまま発進すると車内人身となります。

     車内ミラーで良く確認することが必要です。

     車内に立っている乗客がいて、車内ミラーで完全に確認できないときもあります。

     そのような場合は、「発車します」のマイク案内後、3呼吸して発車します。

    ○降車合図がありバス停で停車するとき

     「次停車いたします。車が完全に停車してから移動お願いいたします」とマイク案内。

     これが無いと乗客は止まってくれるのか不安になり、走行中に席を立ったり、移動したり

     することがあります。

     乗り慣れない乗客は、自分が降りたいバス停が何番目か不安だったり、後払いの路線では

     料金がいくらか不安だったりします。乗客自身も自分の体の体制より、そっちのほうに

     意識がいっている乗客もいます。

     

    そのほかにも色々ありますが、

    発進時・停車時とも、「乗客の気持ち」を意識して車を操作する、ということです。

    運転士の車内教育の際も、「乗客の気持ち」を運転士自身に考えさせる教育なども必要です。

     

    そして、間接的な要因ですが、

    路線バス運転士の頭の中には常に「時間」があります。

    「遅れている、急がなくちゃ」と意識してしまうと視野が狭くなり、「乗客の気持ち」

    を意識する余裕が無くなってしまいます。

    この「遅れている、急がなくちゃ」の意識が車内事故に限らずバス事故の大きな間接的な要因

    となると思います。

    遅れていることによって、「駅の発車時間に遅れてしまう」「自分の次のバスが乗り場に入ってしまうかもしれない」

    など、意識がそっちのほうに行ってしまいます。

    また、「遅れている、急がなくちゃ」の意識の原因として、運転士同士の人間関系も影響してきます。

    遅れている運行時の意識の持ち方なども、点呼、車内教育で周知し、運転士の人間関係を意識した社内の

    雰囲気づくりも大切です。

     

    車内人身事故を防止するためには、単にマイク案内・発進時・停車時だけでなく、

    運転士の心理や性格を考え、日ごろの点呼・教育が必要です。

     

     

     

     

     


    関連する記事
    コメント
    コメントする








       

    calendar

    S M T W T F S
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    2627282930  
    << November 2017 >>

    事務所

    以前のブログ

    2017年3月以前の記事はこちら

    http://blog.goo.ne.jp/gyo-yama

    selected entries

    categories

    archives

    recommend

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM